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2月は、節分やバレンタインデーといった行事に加えて、「建国記念の日」や「天皇誕生日」など、祝日も含め多彩なイベントが予定されています。
立春を迎えてカレンダー上では春が始まりますが、実際には寒さが厳しいことが多く、健康管理には注意が必要です。
この記事では、2月に特有のイベントや行事、そしてこの時期に旬を迎える食材や植物について詳しく解説します。
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2月の行事・イベントは?

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2月の行事・イベントを紹介いたします。
節分(2月3日~4日)
節分(せつぶん)とは、「立春の前日」を指す言葉です。かつて立春が年の始まりとされていたため、節分は現代の大晦日のように特別な日として祝われてきました。
この日には、季節の変わり目に邪気を払うため、豆まきを行ったり、イワシの頭を飾るなどして「鬼」を追い払う伝統があります。また、最近では一年の健康や幸運を願って「恵方巻」を食べる習慣も広がっています。
節分の日付は、立春の日によって前後し、2025年は2月2日(日)に設定されています。
立春(2月3日~5日)
立春(りっしゅん)は、「春の始まり」とされます。現代では2月上旬に寒い日が続くことが多いですが、暦の上では立春をもって春が始まるとされています。
立春は、地球と太陽の位置関係に基づく「二十四節気」で定められており、年によって日付が異なります。例えば、2025年の立春は2月3日(月)に設定されています。
針供養(2月8日)
2月8日は、針供養(はりくよう)の日です。使用済みの縫い針やマチ針を神社に奉納し、供養する行事であり、針に感謝を示すために柔らかい豆腐やこんにゃくに刺して供養を行います。この行事は年によっては、12月8日にも実施されることがあります。
建国記念の日(2月11日)
2月11日は建国記念の日(けんこくきねんのひ)です。この日はかつて、日本書紀に記された初代天皇である神武天皇の即位記念日「紀元節」として1948年まで祝われていました。紀元節は戦後GHQの指示で廃止されましたが、1966年には「建国を記念し、国を愛する心を育む日」として再び国民の祝日として定められました。
バレンタイン(2月14日)
2月14日は「聖バレンタインデー」として知られています。この日は西暦3世紀のローマで、司祭ヴァレンティヌスが恋人たちの結婚を支援したために処刑されたことが起源の「愛の記念日」です。日本では長らく女性が男性にチョコレートを贈る習慣がありましたが、最近では自分用に購入するケースや、性別を問わずプレゼントを交換する風習が広がっています。
涅槃会(2月15日)
涅槃会(ねはんかい)は、仏教の三大法要の一つです。この法要は、仏教の創始者であるお釈迦様が入滅された2月15日に行われます。この日は、お釈迦様が亡くなったことを偲び、彼の徳や教えに感謝を捧げる重要な日とされています。
天皇誕生日(2月23日)
2月23日は、天皇誕生日(てんのうたんじょうび)で、これは、国民の祝日となっています。この日には一般参賀の催しや、内閣総理大臣及び外国の大使を招待しての祝賀会が行われることがあります。
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2月の旬な食べ物

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2月には、小松菜や春菊といった葉物野菜が旬を迎える時期です。この頃のキャベツは特に肉厚で、スープや鍋料理に加えるとその甘みが引き立ちます。また、魚介ではブリやタラが脂乗りが良く、美味しい時期が続いています。果物では、柑橘類やリンゴも旬を迎えています。季節の食材を活用した、例えば小松菜とリンゴのスムージーなど新鮮な料理を楽しむのもおすすめです。
2月には、以下のような食べ物が旬を迎えます。
【2月の食べ物】
・ブリ
・タラ
・小松菜
・春菊
・キャベツ
・伊予柑
・みかん
・リンゴ
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2月の花は?

白梅
2月は、梅や椿の花が美しく咲く季節です。特に京都の北野天満宮は、梅で知られており、約1,500本の梅が植えられています。この時期には梅花祭が開催され、多くの人々がその花々を楽しむために訪れます。また、福寿花もこの時期に黄金色の花を咲かせ、「幸福」や「祝福」といった花言葉を持つことで親しまれています。
2月には、以下のような花が咲きます。
【2月に咲く花】
・水仙
・梅
・椿
・福寿草
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まとめ

2月には、バレンタインデーと節分などの伝統的な行事がありますが、それ以外にも東京マラソンや冬のスポーツイベントが開催されるなど、多彩なイベントが目白押しです。
さらに、冬の風物詩である「さっぽろ雪まつり」などの大規模なイベントも開催され、冬の楽しみを満喫するには絶好の季節です。