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エアコンは、私たちの生活にかかせない家電の1つです。
突然エアコンが使えなくなると、室内の温度や湿度を適切に保てなくなり、生活にさまざまな影響が出ます。
夏場は室温上昇により熱中症のリスクが高まり、特に高齢者や子どもには危険です。冬場は暖房が使えず、体調不良や冷えにつながる恐れがあります。
この記事では、エアコンの平均寿命、買い替えのサイン、エアコンを長く使うためのポイントについて解説いたします。
1.冷蔵庫の平均寿命は何年?
エアコンの平均寿命は、一般的におよそ10年が目安とされています。エアコンの買い替え時期を見極める際には、主に2つのポイントを基準に判断することが大切です。
・部品の最低保有期間
・標準使用期間
エアコンの補修用部品は、製造終了後おおよそ9~10年間保有されるのが一般的です。この期間内であれば、故障が発生しても部品交換による修理対応が可能なケースが多くなります。しかし、部品の保有期間を過ぎてしまうと、修理を依頼しても対応できない場合があり、注意が必要です。
エアコンの平均使用年数は14.2年
内閣府が発表した2025年の「消費動向調査」によると、2人以上の世帯のエアコン平均使用年数は14.2年です。10年前後が交換の目安とされる中、かなり長く使われる傾向があります。また、エアコンを買い替えた人の7割近くが、故障を買い替え理由に挙げています。
メーカーの標準使用期間は10年程度
2. エアコンの寿命が近い6つのサイン
エアコンの寿命が近い6つのサインを以下に説明いたします。
2.1 冷暖房の効きが明らかに悪い
設定温度にしても部屋がなかなか冷えない、または暖まらない場合、コンプレッサーや冷媒系統の劣化が進んでいる可能性があります。運転時間が長くなり、電気代が上がりやすくなるのも特徴です。
2.2 異音がする
運転中に「カタカタ」「ブーン」「ギシギシ」といった、以前はしなかった音が出る場合、内部部品の摩耗や緩みが考えられます。放置すると突然停止するリスクも高まります。
2.3 異臭がする
カビ臭だけでなく、焦げたようなニオイがする場合は要注意です。内部配線や電子部品の劣化が原因の可能性があり、安全面からも早めの対応が必要です。
2.4 電源が入りにくい、途中で止まる
電源を入れてもすぐ切れる、運転中に突然停止する場合は、基板やセンサーの故障が疑われます。寿命が近いエアコンによく見られる症状です。
2.5 水漏れが発生する
室内機から水が垂れる、床が濡れるといった症状は、ドレンホースの詰まりや内部劣化が進んでいるサインです。使用年数が長い場合は、根本的な修理が難しいこともあります。
2.6 電気代が以前より高くなった
使用状況が変わっていないのに電気代が上がった場合、効率低下による無駄な電力消費が起きている可能性があります。これは寿命が近づいている典型的な兆候の一つです。
3. エアコンを長く使い続ける6つのポイント
エアコンを長く使い続ける6つのポイントについて説明いたします。
3.1 フィルターをこまめに掃除する
フィルターにホコリがたまると空気の流れが悪くなり、エアコンに余計な負荷がかかります。フィルターの掃除は、2週間に1回程度を目安にすると、故障防止と省エネの両方に効果的です。
3.2 設定温度を極端にしすぎない
冷房・暖房ともに、必要以上に低温・高温に設定すると内部部品の劣化が早まります。冷房は28℃前後、暖房は20~22℃程度を目安にすると負担を抑えられます。
3.3 こまめなON/OFFを避ける
短時間の外出で頻繁に電源を切ると、起動時に大きな電力がかかり、部品への負担も増えます。30分~1時間程度の外出であれば、つけっぱなしの方が安定しやすい場合もあります。
3.4 室外機まわりを清潔に保つ
室外機の周囲に物を置いたり、ホコリや落ち葉が詰まったりすると、放熱効率が低下します。定期的に周囲を確認し、風通しを良くしておきましょう。
3.5 シーズンオフ前後の運転を行う
冷房使用後は送風運転などで内部を乾燥させ、暖房使用前には試運転を行うことで、カビや不具合の発生を防ぎやすくなります。
3.6 定期的にプロの点検・クリーニングを利用する
内部の汚れは家庭での掃除だけでは落としきれません。数年に一度、専門業者による点検やクリーニングを行うと、故障リスクを減らせます。
4. エアコンの買い替えを見極める判断基準
エアコンの買い替えを見極める判断基準を以下に説明いたします。
4.1 使用年数が10年前後に達している
一般的に、エアコンの寿命はおよそ10年が一つの目安とされています。あわせて、メーカーが補修用部品を保有する期間も、製造終了後約10年とされているため、使用年数が長くなるほど修理対応が難しくなるケースが増えていきます。そのため、年数が経過したエアコンについては、修理だけでなく買い替えも視野に入れて検討することが重要です。
4.2 冷暖房の効きが明らかに悪くなった
設定温度にしても室内が思うように冷えなかったり暖まらなかったりする場合や、以前に比べて運転時間が長くなっている場合は、エアコン内部の部品劣化が進んでいる可能性が高いと考えられます。その結果、効率が低下し、必要以上に電力を消費してしまうため、電気代が無駄にかかりやすくなります。
4.3 異音・異臭・水漏れが発生している
運転中にカタカタ、ブーンといった異音が発生したり、カビ臭や焦げたような異臭を感じたりする場合、さらに室内機から水漏れが見られる場合は、故障の前兆である、もしくはすでに内部でトラブルが起きている可能性を示すサインといえます。
4.4 修理費用が高額になる
修理の見積もりが2~3万円以上になる場合は注意が必要です。特に使用年数が長いエアコンでは、一箇所を修理しても別の部分が続けて故障する可能性があり、その結果、修理を重ねるよりも買い替えた方が費用を抑えられるケースも少なくありません。
4.5 電気代が以前より高くなっている
特に冷房や暖房を使用する時期に電気代が急に高くなったと感じる場合は、エアコンの運転効率が低下している可能性が考えられます。近年のエアコンは省エネ性能が大きく向上しているため、買い替えることで電気代を抑えられるケースもあります。
まとめ

エアコンの平均寿命、買い替えのサイン、エアコンを長く使うためのポイントについて解説いたしました。
使用年数10年前後+不調のサインが複数当てはまる場合は、買い替えを前向きに検討するタイミングといえます。
「まだ動くから」と使い続けるより、快適さ・安全性・電気代の面でメリットが大きくなることも多いです。

