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冬になりエアコンの暖房を使い始めた途端、思っていた以上の電気代に驚いた経験はありませんか。
一般的に「暖房は電気代が高くなりやすい」といわれていますが、実際にはどの程度の費用がかかっているのか、把握できていない方も多いでしょう。
この記事では、エアコン暖房の電気代のおおよその目安や計算方法、電気代が上がりやすくなる主な原因、電気代の節約方法10選について詳しく解説します。
1. エアコンの暖房にかかる電気代の目安
エアコンの暖房にかかる電気代の目安について解説いたします。
1.1 エアコンの1ヶ月あたりの電気代はいくら?
1.2 エアコンの電気代の計算方法
自宅で使用しているエアコンの電気代をできるだけ正確に把握したい場合は、次の計算式を用いることで目安を算出できます。
消費電力(kW)× 使用時間(h)× 電気料金単価(円/kWh)
まず、エアコン本体や取扱説明書に記載されている「消費電力(W)」を確認し、数値を1000で割って「kW」に換算します。
そのうえで、使用時間と契約している電力会社の電気料金単価(円/kWh)を掛け合わせれば、おおよその電気代を求めることができます。
2. エアコンの暖房の電気代が冷房より高い理由
一般的に、エアコンは冷房運転よりも暖房運転のほうが電気代が高くなりやすい傾向があります。ここでは、その主な理由について解説します。
2.1 外気温と設定温度の差
エアコンは、室内の温度を設定温度へ近づけるために電力を使って運転します。
夏の冷房運転では、たとえば外気温が35℃のときに室温を28℃に設定すると、温度差は7℃程度です。
これに対して冬の暖房運転では、外気温が5℃の状態から室温を20℃にする場合、温度差は15℃と大きくなります。
このように、暖房運転は冷房よりも外気温と設定温度の差が大きくなりやすく、室温を保つためにより多くのエネルギーが必要となるため、結果として電気代が高くなります。
2.2 エアコンが最も電力を消費するタイミングとは?
3. エアコンと他の暖房器具と比較
冬に使用する暖房器具には、エアコン以外にも多くの種類があります。ここでは、それぞれの暖房器具が持つ特徴について解説します。
3.1 こたつ
3.2 セラミックファンヒーター
3.3 オイルヒーター
オイルヒーターは、室内全体を穏やかに暖められるうえ、空気を汚しにくい点が特長です。
ただし、室温が上がるまでに時間を要することや、ほかの暖房器具と比べて消費電力が高くなりやすい点には注意が必要です。
3.4 ホットカーペット
ホットカーペットは、床から直接暖かさを伝える暖房器具です。
こたつと同じく、部分的な暖房が中心となりますが、機種や使用状況によっては消費電力がやや高くなることもあります。
4. エアコンの暖房の電気代を節約方法10選!
4.1 1時間以内の外出ならつけたままにする
4.2 設定温度は「20℃」を目安に
暖房運転時の設定温度は、わずか1℃下げるだけでも電気代の節約効果が期待できます。
4.3 自動運転を使用する
4.4 風向きを下げて足元に向ける
暖かい空気は部屋の上部に集まりやすく、冷たい空気は床付近に溜まりやすい性質があります。
そのため、暖房運転時は風向きを下向きに設定するのがおすすめです。
床付近へ暖かい空気を送ることで、足元から暖かさを感じやすくなり、室内の温度差も抑えられて、より効率的に暖房を行えます。
4.5 フィルターの掃除は2週間に1回行う
4.6 サーキュレーターを併用して空気を循環させる
4.7 室外機の周りに物を置かない
4.8 カーテンや断熱シートを使い窓の断熱対策を行う
室内の熱が最も逃げやすい場所は「窓」です。
せっかくエアコンで暖めた空気も、窓から外へ流れ出てしまうと、暖房効率が大きく下がってしまいます。
厚手のカーテンや床までしっかり届く長さのカーテンを使い、窓から侵入する冷気を防ぎましょう。あわせて、窓用の断熱シートを貼る方法も高い効果が期待できます。
4.9 加湿器を併用して体感温度を上げる
4.10 タイマー設定して就寝時はOFFにする
就寝中にエアコンをつけたままにしていると、その分電気代は増えてしまいます。
そのため、就寝の1時間ほど前から寝室を暖めておき、寝る直前にタイマーで電源が切れるよう設定する、または布団に入るタイミングで電源をオフにするのがおすすめです。
この工夫をするだけでも、数時間分の電力消費を抑えることができます。
まとめ

エアコン暖房の電気代のおおよその目安や計算方法、電気代が上がりやすくなる主な原因、電気代の節約方法10選について解説いたしました。
エアコン暖房の電気代は、消費電力や使用方法、外気温などによって変わりますが、計算方法を把握しておくことで、おおよその目安を知ることができます。暖房時の電気代が冷房より高くなりやすいのは、外気温と設定温度の差が大きくなることが主な要因です。
電気代を抑えるには、「設定温度を20℃を目安にする」「自動運転を活用する」「フィルターを定期的に掃除する」といった、基本的な使い方を見直すことが大切です。
さらに、「サーキュレーターで空気を循環させる」「窓の断熱対策を行う」「加湿器で適切な湿度を保つ」などの工夫を取り入れることで、暖房効率を一層高めることができます。

