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寒さが増す季節になると、インフルエンザが流行し始める時期に突入します。感染を防ぐために注意して過ごしている方も多いのではないでしょうか。
しかし周囲を見回すと、インフルエンザにかかりやすい人とかかりにくい人がいるように感じられます。毎年のように体調を崩す方もいれば、常に元気に過ごしている人もいますよね。
両者の差は一体どこにあるのでしょうか。もしインフルエンザにかからないための方法や条件があり、しかも簡単に実践できるのなら、ぜひ取り入れたいところです。
この記事では、インフルエンザにかかりにくい人の特徴や、かかりやすい人との違いについて詳しく探ってみたいと思います。
質問です!あなたはインフルエンザにかかる人?かからない人ですか?
あなたに質問します。
以下のチェック項目を確認してみてください。あなたはいくつ該当しますか?
□仕事や家事で毎日疲れを感じている
□ストレスが溜まっている
□人の多いイベントに行くのが好き
□室内が乾燥しがち
□無意識に顔を触ることが多い
□寒さのため、手洗いを丁寧に行わない
□スマホの使用で寝不足になりがち
□カップラーメンやインスタント食品を頻繁に食べる
□歩く習慣がなく、運動が苦手
実は、これらの項目は、インフルエンザに感染しやすい人に共通する特徴です。該当する数が多ければ多いほど、インフルエンザにかかるリスクが高くなります。
インフルエンザにかかりにくい人の特徴について
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することで発症する病気です。
つまり、
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もともと免疫力が高い人
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免疫力を強化する生活を心がけている人
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ウイルスが体内に侵入しないよう注意して行動している人
といった方々は、インフルエンザにかかりにくいと言えます。
では、以下にインフルエンザにかかりにくい人の特徴について解説致します。
特徴1:遺伝的に免疫力がある
インフルエンザに限らず、そもそも先天的な免疫力の強さというものがあります。これは、病気やウイルスが体内に入ってきても、それを打ち返す力が備わっているということです。
この免疫力は遺伝に影響されるため、基本的には大きく変えることが難しい部分です。もしご両親や兄弟がインフルエンザにかかりやすい体質であれば、あなたも同じく遺伝的に影響を受けている可能性が高いと言えるでしょう。
特徴2:免疫力を高めるような行動を取っている
たとえ遺伝的に免疫力が低めであっても、日々の生活習慣によって免疫力を高めることは可能です。その結果、インフルエンザにかかりにくい体質へと近づけることができます。
例えば、以下のような生活を実践している人は、インフルエンザに感染しにくい傾向があります。
●十分な睡眠をとっている
●マスクをしている
冬の季節になると、街中でくしゃみや咳をしている人をよく見かけます。インフルエンザウイルスは「飛沫感染」と呼ばれる方法で広がり、感染者の咳やくしゃみに含まれる唾液が原因となることが多いです。
そのため、他者からの飛沫感染を防ぐにはマスクの着用が効果的です。鼻と口の両方をしっかり覆うように着けましょう。
●人混みの多いところに行かない
人が大勢集まる場所では、インフルエンザウイルスに感染するリスクが高まります。流行期には、できるだけ人混みを避けるのが理想的です。どうしても外出が必要な場合は、マスクを着用して感染予防に努めましょう。
●消毒をしている
インフルエンザには、先ほど説明した「飛沫感染」に加えて、「接触感染」もあります。たとえば、感染者が咳をするときに手で口を押さえると、手に唾液が付きます。その手で手すりなどを触るとウイルスが付着し、次にその場所を触った人にウイルスが移ってしまいます。普段から顔を触る癖がある人は、手についたウイルスが口や鼻などから体内に入り込む恐れがあるのです。
家庭内で感染者が出た場合は、特に子どもがいる場合には注意が必要です。家の中の手すりやテーブルなど、共有する場所をこまめに消毒しましょう。小さなお子さんにも安全な消毒スプレーを選ぶと安心です。
●部屋を加湿する
インフルエンザウイルスは乾燥を好みます。部屋が乾燥しているときは、加湿器などで湿度をあげてやると、ウイルスを減らすことができます。
●予防接種をする
予防接種はインフルエンザ対策として非常に有効で、子どもだけでなく大人にもおすすめです。
ただし、接種してから免疫がつくまでにはおよそ2週間かかるため、早めに行うことが大切です。インフルエンザの流行は例年1月頃から始まるため、遅くとも12月初旬までには予防接種を済ませておきましょう。
まとめ


