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寒さが増してくると、インフルエンザの流行が気になり始めますね。テレビでもインフルエンザに関するニュースをよく耳にする季節です。
大人はもちろん、子どもや幼児、お腹に赤ちゃんがいる妊婦さん、受験を控えた学生などは、特に感染を避けたいところです。
そこで今回は、インフルエンザが流行しやすい時期と、予防接種に最適なタイミングについて解説いたします。
インフルエンザが流行る時期はいつ?
インフルエンザが流行するのは、毎年気温が下がる時期で、おおむね11月から3月にかけてです。特に流行のピークは、年明けの1月から2月に集中します。
この時期には、意識的にインフルエンザ対策を行い、感染を防ぐよう心がけましょう。
【インフルエンザが流行する時期】
・11月頃から3月頃まで
・特に流行のピークは1月から2月です
インフルエンザの予防接種を受けるのに最適な時期について
インフルエンザを予防するためには、実践できる対策がさまざまにあります。
- 手洗い
- うがい
- 部屋の加湿
- 規則正しい生活
日常生活の中でこれらの対策を実践しつつ、予防接種を受けることも重要です。
子どもの場合、学校や自治体が実施する集団接種がある際には、必ず受けるようにしましょう。
一方で、そうした機会がない場合は、自分で医療機関に行って予防接種を受ける必要がありますが、「インフルエンザの予防接種はいつから始まり、どのタイミングで受けるのが最も効果的なのか」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
あまり早く接種すると効果が薄れる可能性があり、逆に遅すぎると間に合わないこともあります。適切な時期を見極めて接種することが大切です。
インフルエンザ予防接種を受けられる時期について
インフルエンザウイルスには毎年変異があり、同じものが続けて流行するわけではないことをご存じでしょうか。
「昨年かかったから今年は安心」と思っていても、今年のウイルスは昨年とは異なる場合が多いのです。
例年、10月頃になるとその年に流行が予測されるインフルエンザウイルスに対応したワクチンが準備され、予防接種を受けられるようになります。
インフルエンザ予防接種の効果がある期間について
インフルエンザの予防接種には以下の特徴があります。
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効果が現れるまでに約2週間かかる
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効果の持続期間はおよそ5ヶ月(ただし個人差あり)
そのため、接種後すぐに効果が出るわけではありません。インフルエンザが流行する時期にしっかり効果が発揮されるよう、適切なタイミングで予防接種を受けることが大切です。


