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母の日は、母親への日頃の感謝を表す世界的なイベントです。この記事では、母の日はいつなのか?、母の日の意味と由来。また、母の日に贈られるカーネーションの意味や、母の日に食べる食べ物についてご紹介します。
母の日はいつ?
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2025年の母の日は5月12日(日)です。母の日は毎年5月の第2日曜日に設定されており、ゴールデンウィーク直後の心地よい春の時期に行われます。この日は日付や曜日が毎年変わるため、つい忘れがちですが、大切な日なので注意が必要です。
「今年の母の日はいつかな?」と思ったら、5月の第2日曜日をカレンダーで確認し、事前に印をつけておくと良いでしょう。また、ゴールデンウィーク後すぐなので、その期間にどのようにお母さんを喜ばせるか計画を立てると安心です。
母の日のプレゼントは、3月から4月にかけて販売が始まる店舗も多いので、早めに準備をしておくと慌てることがありません。
毎年、お母さんへの感謝を伝える大切な日として、家族や兄弟とも協力し、サプライズプレゼントを計画してみると良いですね。
今後、10年間の母の日
2025年5月11日(日)
2026年5月10日(日)
2027年5月9日(日)
2028年5月14日(日)
2029年5月13日(日)
2030年5月12日(日)
2031年5月11日(日)
2032年5月9日(日)
2033年5月8日(日)
2034年5月14日(日)
母の日の意味は?
母の日は、母親への感謝を示し、敬意を表するための特別な日です。この日は毎年5月の第2日曜日に定められていますが、もともとは3月6日でした。アメリカの慣習に従い、現在の日付に変更されました。
日本で母の日が広まったのは1937年(昭和12年)に、お菓子メーカーの森永製菓が「森永母の日大会」を開催したことが全国的に広まるきっかけです。
母の日の由来は?
母の日の起源は国によって異なりますが、日本での母の日はアメリカのアンナ・ジャービスによる影響が大きいとされています。ジャービスは1908年に亡き母を追悼するため、母が愛したカーネーションを参列者に配りました。彼女の母は社会活動に貢献した人物でした。
この追悼式がきっかけとなり、アメリカでは1914年に5月の第2日曜日が公式に母の日と定められました。日本に母の日が伝わったのは明治末期で、今では「母親への感謝の日」として広く認知されていますが、その本来の意味合いには平和や社会貢献への尊重も含まれています。
母の日にカーネーションを贈る理由は?
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前述したように母の日が設けられた背景には、アンナ・ジャービスという女性の尽力があります。彼女の母、アン・ジャービスは南北戦争時に負傷した兵士のケアを行い、衛生改善を目指す活動を行っていました。アンの死後、娘のアンナは母を追悼し、母が愛した白いカーネーションを参加者に配る記念行事を教会で開催しました。この行事が母の日の始まりとされ、白いカーネーションがそのシンボルとして広まりました。
もともと母の日には白いカーネーションが使われていましたが、現在では赤いカーネーションが一般的です。この色の変化はどのようにして起こったのでしょうか?
キリスト教の信者には、白いカーネーションが十字架に架けられる前のキリストとマリアを象徴するとされ、赤いカーネーションは十字架に架けられた後のキリストの血を表すと考えられています。アンナ・ジャービスの母もクリスチャンであり、アンナ自身もこれらの象徴的な意味を理解していたと思われます。そのため、色に関するこのような区別が提案され、広まったのです。
・母が健在の人は赤いカーネーション
・母を亡くした人は白いカーネーション
白いカーネーションを用いることで子どもたちの感情が傷つくのではないかという懸念が生じたため、赤いカーネーションが普及し始めました。この変更により、より多くの人々が心地よく母の日を祝うことができるようになりました。
母の日に食べる食べ物(行事食)は?
母の日の食事には、特別感を演出する華やかな料理が選ばれがちです。見た目が魅力的なメニューや、家族みんなで手作りできる料理、お母さんが好む食事など、選択肢は多彩です。この日は、お母さんを喜ばせるための心のこもった食事を楽しみましょう。
母の日には以下のような食べ物がおすすめです。
カーネーションや、花をイメージした料理
・クッキングシートでまとめた花束風のブーケサラダ
・花の形に飾られたサーモンを使ったカーネーション寿司
・ハムやスモークサーモンをバラ形にしたオードブル
・花の形にデコレーションされたカーネーションケーキ
・薄切りのりんごをバラのように配置したアップルパイ
カーネーションの色にちなんで「赤」や「ピンク」の食べ物
・レアに焼かれたローストビーフやステーキ
・トマトソースを用いたパスタやオムライス
・トマトやいちごのフレッシュなサラダ
・まぐろやサーモンを使ったカルパッチョ
・いちごをふんだんに使用したショートケーキやフルーツタルト
子供やパパが作る料理
・トッピングを自由にアレンジできるちらし寿司やピザ
・お母さんの顔を模ったピザやカレー
・メッセージを添えることができるオムライス
・火を使わずに作れるサンドイッチやちらし寿司
・誰でも簡単に作れるホットケーキ
・子どもたちがデコレーションを楽しめるケーキ
まとめ
母の日はいつなのか?、母の日の意味と由来。また、母の日に贈られるカーネーションの意味や、母の日に食べる食べ物についてご紹介いたしました。
母の日は、アンナ・ジャービスによってアメリカで始められました。彼女は亡き母を記念して、母の葬式で白いカーネーションを配り、これが母の日のシンボルとなりました。日本においては大正時代にこの日が紹介され、終戦後に5月の第2日曜日として定着しました。母の日には、お母さんへ日頃の感謝の気持ちを込めて花やギフトを贈りましょう。