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ついに一人暮らしを始めることになり、新しい住まいも決まって、引越し当日を迎えるのを待っています。しかし、引越しに慣れていないと、当日何をすべきか分からなくなることもありますよね。特に近距離での引越しの場合、
・引越し当日の流れ
・引越し当日に必要なもの
・引越し当日に購入するもの
これらについて詳しく解説していきます。
引越し当日の流れについて
午前または、午後の搬出時刻によって、その日の引越しの流れが異なります。午前中に荷物を搬出し、午後に搬入する場合の引越しの当日の流れについて説明します。
具体的には、人と荷物の移動が以下のように進行します。
引越し当日の流れについて
荷物の搬出と料金の支払い
↓
自分自身の移動
↓
途中で昼食を取る
↓
荷物の搬入とガスの開栓
このように流れをシンプルに説明しましたが、実際には、各タイミングで行うべきことがありますので、以下に詳しく説明していきます。
荷物の搬出と料金の支払い
引越し業者を利用する場合、荷造りをして待っていれば、作業は業者が行ってくれます。
業者が到着した際は、積み込む荷物の内容と行き先の確認を行い、引越し料金を支払って領収書を受け取ってください。
荷物のトラックへの積み込みが終了した後は、自分で積み忘れがないかを確認することが大切です。
特に、後から気付いた場合、大型の家具などは移動が難しいため、注意が必要です。また、すぐに使うものは別のダンボールにまとめて、最後に積んでもらうと便利です。
【ポイント】
・荷物と契約内容を確認する
・引越し料金の支払いを行う
・積み忘れがないか確認する
自分自身の移動
荷物を積んだ後は、トラックの予定到着時刻を確認しておくと良いでしょう。引越し作業員も途中で昼食を取るため、急ぐ必要がない旨を伝え、搬入開始時刻を余裕を持って設定することが安心です。
移動時は新居の鍵といった重要なアイテムは自分で持つことが大切です。自分自身も移動中にコンビニで軽食を取って昼食を済ませると良いでしょう。
昼食後、トラックの到着に先立ち新居に向かい、搬入経路の確認や邪魔なものがないかをチェックします。
また、家具の配置前には床の掃除をしておくと理想的です。搬入するダンボールの置き場所の決定も忘れずに行いましょう。
【ポイント】
・新居の鍵は自分で持参する
・トラックの到着前に新居に移動しておく
・昼食は事前に済ませる
・搬入のための経路確認（マンション外部から室内まで）を行う
・室内の簡易清掃を行う
・ダンボールを置く場所をあらかじめ確保しておく
荷物の搬入とガスの開栓
いよいよ荷物の搬入となります。
運搬は業者に委ね、大型の家具や家電製品があれば設置場所を指示します。
引越し用のダンボールは後でリサイクルに出せますが、保管するのが手間ですので、できれば当日中に中身を取り出し、ダンボールは業者に持ち帰ってもらうのが最適です。
その際、中身を出す作業を優先し、拭き掃除等はその後で行います。
洗濯機などの設置が難しい場合は、業者に依頼して設置してもらうと良いでしょう。
最後には、トラックの荷台が空になったかを業者と共に確認します。
他の荷物が混載されている場合も、自分の荷物がすべて運び込まれたかを確認しましょう。
【ポイント】
・大型の家具や家電製品（洗濯機、冷蔵庫、テレビ）の設置場所を指定し、必要な配線作業も行う
・ダンボールを開梱する
・空になったダンボールは引越し業者に引き渡す
・作業の最後にトラック内が空であることを確認する
ガスの開栓について
ガスの開栓には立ち会いが必要ですので、引越し作業中に対応できるよう事前に手配しておくと良いでしょう。
もし午後からの搬入を予定している場合は、13時〜14時頃にガスの開栓が行えるよう、引越し日が決まり次第、速やかに予約を行いましょう。
※電気と水道についても、ガスの開栓を依頼する際に使用開始の連絡をしておくと、忘れることなく安心です。引越し作業が落ち着いた夜には、口座引き落としの申込書を記入しておくと良いでしょう。
引越しの当日に必要なもの
引越し作業で必要なものを確認しましょう。自分のバッグで持ち運ぶもの、引越し荷物として梱包するもの、そして引越し作業に関係ないものとに分けて整理します。
自分のバッグで持ち運ぶもの
移動をなるべく身軽にするため、大切なものだけをバッグに入れて持ち運ぶようにしましょう。
大切なものとしては、財布、スマートフォン、新居の鍵、印鑑などがありますので、これらが紛失しないよう注意が必要です。
また、新しく必要になるものがあった際には、室内の寸法を測るためにメジャーを使用します。
・新居の鍵
・書類関係
・ボールペン
・印鑑
・メジャー
引越し荷物として梱包するもの
引越しの際、トラックに最後に積み込み、搬入時に最初に下ろしてもらうダンボールに必要なものをまとめておきましょう。
手伝いをしてくれる人がいる場合は、はさみ・カッター・軍手などを人数分用意するとスムーズです。また、テープはゴミ袋の固定や破損時の補修、空になったダンボールの整理などに役立ちます。
・はさみ
・カッター
・軍手
・テープ（セロテープ・ガムテープ）
・掃除道具類（ゴミ袋・ほうき・ちりとり・雑巾・スポンジ・洗剤類）
・工具類（ドライバーなど※家具など組み立てがあれば）
引越し作業以外のもの
引越しの当日から、必要なアイテムがいくつかあります。
カーテンがなければ、夜間に外から部屋の様子が見えてしまいます。
また、照明がないと、部屋が真っ暗になり生活することが困難です。
これらが引越しの荷物に含まれていない場合は、事前に購入し、荷解き作業中に届くように配慮しましょう。引越し作業を終えた後、夜にはシャワーを浴びてから着替え、寝る準備をしますので、着替えや寝具類も準備が必要です。
・カーテン（窓に合ったサイズ）
・照明器具
・トイレットペーパー
・着替え用の衣類
・寝具一式（ベッドカバー、布団、毛布、枕など）
・バス用品（シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、タオルなど）
・洗面用具（歯ブラシ、歯磨き粉、ハンドソープ、うがい用のコップ）
・ヘアケア用品（ドライヤー、ブラシ、ワックス、ひげ剃りなど）
引越しの当日に購入するもの
引越し当日に購入する必要があるものもいくつかあります。
地域ごとに指定されているゴミ袋は、引越しに際して絶対に必要ですので、近くのコンビニエンスストアで先に買っておくと良いでしょう。
また、洗濯機を室内に設置する場合は、その上の空間を利用するために、突っ張り棒や棚を設置することがあります。その際は、事前に寸法を測ってから購入することが必要です。
・ゴミ袋
・突っ張り棒
・物干し竿
まとめ
引越しは慌ただしく感じることが多いかもしれませんが、実際は荷物の移動というシンプルな作業です。申し込み内容に誤りがなければ、業者が計画通りに荷物を運んでくれます。
特に忘れやすいのは、自転車やバイクなど外に置いてあるものや、部屋に取り付けられている照明器具です。
これらを忘れないように、明確にメモを取るか、目立つように大きな付箋を使うと良いでしょう。
また、当日何か不足しているものが分かれば、その時点で必要なものを購入しに行けば問題ありません。
一人暮らしの場合、荷物が少ないので、引越し業者数人がいれば、約30分から1時間程度で作業が完了することもあります。
その後の買い物も、優先順位を決めておけばスムーズに進みます。
引越しを無事に乗り切るために、これらの点に注意してください。
