パソコンの電気代は毎月いくらかかる?算出方法、種類別の目安と節約方法を徹底解説!!

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写真はイメージです

「パソコンの電気代は実際にどれくらいかかっているのか」と気になったことはないでしょうか。

パソコンの消費電力や電気代は、ノートパソコンデスクトップゲーミングパソコンといった種類の違いに加え、作業内容による負荷、使い方、使用時間などによって大きく変わります。

この記事では、パソコンにかかる電気代の目安をはじめ、算出方法電気代が高くなる主な要因、さらに電気代を抑えるためのポイントについて、分かりやすく解説します。

1. パソコンの消費電力、電気代はいくらかかる?

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電気代は、

消費電力(kW)×使用時間(h)×電気料金単価(円/kWh)

という式で計算できます。

パソコンの消費電力が分かれば、1日あたりはもちろん、1か月や1年単位での電気代を算出することも可能です。

なお、家電製品の消費電力はW(ワット)表記が一般的なため、計算時には「1kW=1000W」として換算する必要があります。また、電気料金単価は契約している電力会社や料金プランによって異なるため、事前にご家庭の電気料金を確認しておくと安心です。

ここでは、パソコンを1日8時間使用した場合と、24時間つけっぱなしにした場合消費電力や電気代について確認していきましょう。

1.1 パソコンを1日8時間使用した場合

パソコンは種類によって消費電力に大きな差があり、1日8時間使用した場合の電気代も異なります。なお、ここでは全国家庭電気製品公正取引協議会が示している電気料金の目安単価(税込31円/kWh)(※)を基準として、電気代を算出しています。

表1.1 パソコンを1日8時間使用した場合の電気代

No 種類 消費電力  (目安) 電気代(目安)
1日 1ヵ月 1年
1 ノートパソコン 20〜30W 5.0〜    7.4円 148.8〜  223.2円 1,810.4〜2,715.6円
2 デスクトップパソコン 50〜150W 12.4〜  37.2円 372.0〜 1,116.0円 4,526.0〜13,578.0円
3 ゲーミングパソコン 280〜300W 69.4〜  74.4円 2,083.2〜2,232.0円 25,345.6〜27,156.0円

ノートパソコンの電気代は1日あたりおおよそ5~7円と比較的低く抑えられますが、ゲーミングパソコンの場合1日約70円前後かかり、約10倍の差が生じます。

また、デスクトップパソコンの電気代ノートパソコンの2倍から5倍程度になる傾向があるため、自宅で使用する際は、消費電力も考慮した機種選びが重要です。

1.2 パソコンを1日中つけっぱなしにした場合

パソコンを1日中つけっぱなし(24時)の場合の電気代は、以下の通りです。

表1.2 パソコンを1日中つけっぱなしにした場合の電気代

No 種類 消費電力 (目安) 1日の電気代(目安)
1 ノートパソコン 20〜30W 14.9〜22.3円
2 デスクトップパソコン 50〜150W 37.2〜111.6円
3 ゲーミングパソコン 280〜300W 208.3〜223.2円

ノートパソコンであれば、1日中稼働させても電気代はおおよそ14.9~22.3円程度に収まります。一方、デスクトップパソコンは使用状況によって差が出やすく、1日あたり37.2~111.6円と幅があり、長時間使用するほど電気代への影響が大きくなることが分かります。

中でも、ゲーミングパソコンを24時間つけっぱなしにした場合は、1日で208.3~223.2円かかるケースもあり、ノートパソコンと比べて約10倍の電気代になることがあります。そのため、常時稼働させる際は、消費電力やコストを意識した運用が重要です。

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2. パソコンの電気代が高くなる要因

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パソコンの電気代が思った以上に高くなる主な要因は、次の4つに分けられます。

・OSの起動や終了を頻繁に行っている
・動画の視聴やゲームのプレイをしている
・写真編集や動画編集といった負荷の高い作業を行っている
・複数のアプリケーションやモニターを同時に使用している

ここからは、これらの要因について詳しく解説していきます。

2.1 OSの起動やシャットダウンが多い

WindowsやMacといったOSは、起動時に多くの処理が同時に行われるため、パソコンの消費電力が一時的に高くなります。これは、起動と同時に複数のアプリケーションが自動的に立ち上がることが主な理由です。

さらに、シャットダウンの際も、アプリの終了処理やデータの保存などが行われるため、一定の電力を消費するとされています。そのため、1日に何度も電源のオン・オフを繰り返すと、電気代が上がりやすくなる点に注意が必要です。

2.2 動画視聴やゲームをしている

動画の視聴やゲームのプレイは、画質が高くなるほど映像を滑らかに表示する必要があり、「CPU(セントラル・プロセッシング・ユニット/中央処理装置)」「GPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット/画像処理装置)」大きな負荷がかかります。

CPUは、パソコン全体の制御や計算処理を担う中枢となるパーツで、GPUは映像処理を専門に高速で行う半導体チップです。

そのため、動画視聴やゲームを行う際は、CPUやGPUの稼働率が高まり消費電力が増えて電気代も上がりやすくなります。とくにゲームは、高精細なグラフィック描写を処理する必要があるため、GPUの消費電力が大きくなりやすい点が特徴です。

2.3 写真加工や動画編集をしている

写真の編集や動画制作といった作業は、CPUやGPUに高い負荷がかかり、多くの処理が同時に実行されるため、パソコンの消費電力が増えやすく、電気代が高くなりがちです。扱うデータ量が多かったり、処理工程が複雑になったりするほど、消費電力も大きくなります。

とくに、高解像度動画の編集や3D処理を伴う作業では、消費電力が大幅に上昇します。加えて、作業時間が長くなりやすいことから冷却ファンへの負荷も増し、その分、電気代がさらにかさみやすくなります。

2.4 アプリやモニターを複数使用している

パソコンで複数のアプリケーションを同時に起動していると、各処理が並行して実行されるためCPUへの負荷が高まり、消費電力の増加につながります。また、使用していないアプリであってもバックグラウンドで動作している場合があり、電力消費に影響を与える点には注意が必要です。

さらに、モニターを複数台接続して使用すると、パソコン本体に加えてモニター分の電気代も発生します。表示範囲が広がることで映像出力の処理負荷が増えるため、モニター1台で使用する場合と比べて、消費電力が高くなりやすい傾向があります。

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3. パソコンの電気代を節約する3つのポイント

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パソコンの電気代は、使用方法や各種設定を工夫することで、効率よく抑えることができます。電気代を節約するための主なポイントは、次の2つです。

・パソコンの設定を最適化する
・より省電力性能に優れた新しいモデルへ買い替える

ここからは、これらの対策について順に詳しく解説していきます。

3.1 パソコンの設定を見直す

はじめに、現在使用しているパソコンの設定を見直すことで実践できる節電対策があります。「省電力モード」「スリープモード」など、標準で備わっている機能を上手に活用すれば、電気代を抑える効果が期待できます。

ここでは、パソコンの設定を調整する具体的な方法について解説します。

(1) 省電力モードを活用する

パソコンを「省電力モード」に切り替えることで、CPUの動作を抑えたり、画面の明るさを下げたりすることができ、消費電力の削減につながります。

各項目は自動的に最適化されるため、特別な操作を意識せずに手軽に節電できる点が大きな利点です。インターネット閲覧など、比較的負荷の少ない作業に適しています。

また、省電力モードでは画面輝度が抑えられるほか、起動やシャットダウンにかかる時間が短くなる場合もあり、電気代を抑えたい方は設定しておくと安心です。

(2) ディスプレイの明るさ(輝度)を下げる

ディスプレイは明るさを上げるほど消費電力が増えるため、輝度を下げることは効果的な節電対策につながります。

たとえば、画面の明るさを80%~40%程度に調整するだけで、約30%の電力削減が期待できる場合もあります。とくに、ウェブ閲覧やメール作成など、処理負荷の低い作業が中心であれば、作業効率への影響を抑えながら節電効果を得ることが可能です。

初期設定では画面が明るめに設定されていることが多いため、作業に支障のない範囲で輝度を下げ、効率よく電気代を抑えましょう。

(3) スリープモードを設定する

パソコンは、電源のオンとシャットダウンを何度も繰り返すことで、電気代がかさみやすくなります。そのため、席を離れる時間に応じて「スリープモード」と「シャットダウン」を使い分けることが重要です。

目安として、90分程度までの短時間の離席であれば、スリープモードを利用することで電気代を抑えやすいとされています。一方、しばらくパソコンを使わない場合や、ノートパソコンを持ち運ぶ際には、シャットダウンしておくのがおすすめです。

さらに、電源の入切を頻繁に行うと、パソコン本体に負担がかかり、劣化が進んで寿命が短くなる恐れがあります。電気代の節約はもちろん、将来的な買い替えコストを抑えるためにも、離席時間に合わせた適切なモード選択を心がけましょう。

3.2 新しいモデルに買い替える

長期間使用しているパソコンは、バッテリーの劣化や冷却性能の低下によって、購入当初よりも消費電力が増えやすくなります。バッテリーの性能が落ちると充電効率が悪化し、さらに冷却能力が低下することで内部温度を下げるために冷却ファンが頻繁に作動し、その分、電力消費が増えてしまいます。

一方、新しいパソコンはCPUやディスプレイの省エネ性能が進化しており同じ作業内容でも少ない電力で効率よく処理できるのが特徴です。そのため、古い機種や性能が低下したパソコンを使い続けている場合は、新モデルへ買い替えるだけでも消費電力を抑えられ、電気代の節約につながります。

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