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結婚式に持参するご祝儀袋の用意時には、お金の入れ方について悩むことがありますね。
お札の向きや順番を間違えると、相手に失礼にあたる可能性があります。
ご祝儀袋のお金の入れ方について
ご祝儀袋のお札の向きはどうすべきか?
ご祝儀袋のお札の順番に決まりはあるのか?
ご祝儀袋へは新札を使用する必要はあるのか?
これらの点を詳しく説明いたします。
ご祝儀袋のお金の入れ方:お札の向き
ご祝儀袋にお金を入れる際、お札の向きに厳格な規定は存在しないとされています。
それでも実際にお札を入れるとき、どちらが表でどちらが裏か、そして上下の向きはどうなのか、迷うことがありますよね。
マナーを守り、失礼がないようにするためにも、お札の一般的な向きについてしっかり確認しておくことが大切です。
お札の表と裏について
お札の表面は人物の肖像が描かれている側です。
その逆側、人物が描かれていない面が裏面になります。
1万円札表面
お札の上下について
ご祝儀袋にお札を入れる際は、上部に人物の顔が来るように、下部に金額が表示されるように配置します。
1万円札上部
1万円札下部
中袋に入れるお札の向きは?
ご祝儀袋の中袋にお札を入れる際は、中袋を表面から見たときに、お札が以下のように見えるよう配置します。
※お札を2枚以上入れる場合は、すべてのお札の向きを統一します。
ご祝儀袋のお金の入れ方:お札の順番
ご祝儀袋に包むお金は、通常、割り切れない奇数額が好まれますが、最近では二万円を包むケースも見られます。
三万円を包む場合は一万円札三枚を入れることが一般的ですが、二万円の場合は、一万円札二枚では偶数になってしまいます。そのため、一万円札一枚と五千円札二枚を用いて、合計三枚にする方法があります。
お札の重ね方に迷うこともありますが、異なる額面のお札を入れる場合は、表側に最も額面が大きいお札を入れることが推奨されます。
この場合、中袋を表側から見たときに、一番手前に一万円札を置き、その後ろに五千円札二枚を入れると良いでしょう。
※お札の向きも揃えます。
ご祝儀袋のお金の入れ方:お札は新札を入れる?
ご祝儀袋に入れるお金は、通常、新札を使用することがマナーとされています。
ご祝儀袋に新札をいれる理由
ご祝儀袋に新札を入れる理由は、新郎新婦がこれから始める新生活を、折り目のない新しいお札で祝福するという意味があります。
また、結婚式を楽しみにしており、あらかじめ丁寧に準備をしていたことを新郎新婦に示すためとも言われています。
結婚式の招待状が届いてから当日までには時間があるため、新札を準備してご祝儀を用意するには十分な期間です。
新札が用意できなかった場合はどうすればよい?
もし当日までに新札を用意することができない事情がある場合、どのように対処すればよいでしょうか。
新札を使用することは厳格な規則ではなく、あくまでマナーですので、使用済みのお札を使用しても問題はありません。ただし、あまりにも古くてしわくちゃのお札は、結婚式のお祝いとしてはふさわしくないでしょう。
可能であれば新札を用意してお祝いに用いたいものです。そのためには、結婚式を行う式場やホテルのフロントに事前に確認してみることをお勧めします。式場やホテルによっては新札を用意していることがありますが、必ずしも準備されているわけではありませんので、事情を説明し、電話で予め確認するのが最善の方法です。
まとめ
ご祝儀袋のお金の入れ方について説明いたしましたが、参考になりましたでしょうか。
結婚式は、当日までに準備をする時間があります。日々忙しい仕事の中でも、大切な人のために少し時間を調整し、ご祝儀の準備をしておくことが重要です。
これだけのことですが、大切な人の幸せを願う心が何よりも大事です。