エアコンの電気代を節約する掃除方法と使い方を徹底解説!!

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エアコンを1日中使っていると、気になるのが電気代です。快適に過ごすためにはエアコンが必要ですが、電気代はなるべく抑えたいものです。実は、エアコンの電気代を節約するには、定期的な掃除といくつかの簡単な工夫が効果的です。この記事では、エアコンの電気代を節約する掃除方法と、節電に役立つエアコンの使い方のコツを詳しく解説します。

電気代を減らすならエアコンの節電対策が必須!!

エアコンの使用が増える季節になると、気になるのが電気代の増加です。特に、一般家庭で夏の夕方19時ごろに見られる電気消費量を分析すると、エアコンの消費が38.3%と最も高く、続いて照明が14.9%、冷蔵庫が12.0%、テレビやDVDが8.2%となっています。このため、夏場の電気代を効果的に節約するためには、全体の約4割を占めるエアコンの節電が非常に重要です。

 

エアコンが汚れていると電気代がかかる理由とは?

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エアコンの電気代を節約するためには、エアコン本体を清潔に保つことが大切です。汚れがたまるとエアコンに余分な負荷がかかり、電気代が上昇する可能性があります。

エアコンが汚れると電気代が高くなる理由

エアコンのフィルターやアルミフィン(熱交換器)が汚れていると、風の通り道が遮られて空気の吸引力が低下し、室温を調整するために通常より多くの電力が必要になります。さらに、送風ファンの汚れも風量の低下を引き起こす原因の一つです。

エアコンは、室温が設定温度に達するまでフル稼働しますが、この時に最も電力を消費します。汚れたエアコンでは風量が弱まり、設定温度に達するまで余計な時間がかかるため、通常よりも多くの電力を消費し、電気代が高くなる可能性があります。

エアコンを掃除すると電気代が安くなる理由

フィルターが詰まっているエアコンでは、冷暖房の効率が低下し、余分な電力を消費してしまいます。フィルターをこまめに掃除することで、冷房時は約4%、暖房時は約6%の消費電力を削減できます。消費電力が増えると電気代にも影響するため、エアコンは定期的に掃除することが推奨されています。

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エアコンの電気代を安くするポイントは掃除です!!

エアコンの電気代を節約するために、掃除が必要な箇所とそのポイントについて解説します。定期的に掃除を行うことで、電気代の節約が可能です。また、エアコンの汚れは健康にも影響を与えることがあるため、日頃から清掃して清潔に保つことが大切です。これにより、電気代の節約にもつながります。

エアコンのフィルターを掃除する

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手軽にできるエアコンのフィルターの掃除は、月に2回を目安に行うことをおすすめします。エアコンのフィルターを汚れたまま放置すると、清潔な状態に比べて電気代が高くなり、その差が積み重なると大きな負担になります。

エアコンのフィルターの掃除手順

(1) エアコンの電源をオフにして、コンセントを抜きます。

(2) エアコンの下に新聞紙を敷き、前面パネルを開けた状態でフィルターを取り外さずに掃除機で表面のホコリを吸い取ります。

(3) フィルターを取り外し、新聞紙の上に置いて掃除機でホコリを吸い取ります。この際、フィルターの表面からホコリを吸い取り、その後に裏面のホコリを取りましょう。最初に裏面を掃除するとホコリがフィルターの目に詰まるので、注意してください。

(4) 汚れがひどい場合は、フィルターを水で洗います。掃除機とは逆に、ホコリが詰まらないように裏面からシャワーを当て、その後表面を洗ってください。

(5) フィルターをしっかり乾かした後、エアコンに戻せば掃除は完了です。

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エアコンの本体カバーの周りを掃除する

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エアコンの室内機の本体カバー外側にも、ホコリや汚れが付着します。内部は精密機械であるため分解はせず、本体カバーの外側をきれいな布で拭いてホコリや汚れを取り除くように掃除しましょう。

吸い込み口の掃除手順

吸い込み口はエアコン室内機の上部または前面にあり、室内の空気を取り込むため、ホコリがたまりやすい場所です。こちらも定期的に掃除することをおすすめします。

(1) エアコンの電源をオフにし、コンセントを抜きます。

(2) 本体カバーをきれいにするために、乾いた布か、湿らせてしっかり絞った布で拭いてください。

吹き出し口(ルーバー)の掃除手順

エアコンの吹き出し口は、温度調節された風が出てくる部分で、エアコン室内機の下部に位置しています。吹き出し口にはルーバーという風向きを調節する羽根がついているため、ルーバーを傷つけないよう慎重に掃除してください。また、エアコン内部が汚れていると、吹き出し口からホコリやカビの胞子が放出されることがあり、これらの汚れが付きやすい部分でもあるので、定期的に掃除することをおすすめします。

(1) エアコンの電源をオフにして、コンセントを抜きます。

(2) 手でルーバーを開けます。

(3) ルーバーの汚れを、乾いた布またはよく絞った湿らせた布で拭き取ります。

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エアコンの室外機を掃除する

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基本的には掃除が不要とされている室外機ですが、汚れていると熱の排出効率が低下し、冷房の効果が悪くなることがあります。エアコンの運転効率が低下すると消費電力が増加し、電気代に影響を及ぼす可能性があります。そのため、年に1〜2回程度、室外機の掃除を行うことをおすすめします。また、室内機と同様に室外機内部も精密機械であるため、分解しての掃除は避けてください。

 

室外機の掃除手順

(1) エアコン室内機の電源をオフにして、コンセントを抜きます。

(2) 室外機の表面に付着した砂やホコリをほうきで取り除きます。正面の網目部分はブラシで汚れをかき出すか、掃除機でゴミを吸い取ってください。表面の汚れがひどい場合は、水洗いも可能です。

(3) 室外機の周囲を掃除します。室外機の近くに物を置くと、エアコンの運転効率が低下するため、できるだけ物を置かないようにしましょう。

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エアコンの電気代を節約する使い方9つのポイント

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エアコンの電気代を節約する方法は、掃除以外にもいくつかあります。手軽にできるので、ぜひ試してみてください。

節電ポイント1:室外機周りはスッキリとさせる

室外機の周りに植木鉢やゴミ箱などが多くあると、排出された熱風が再び吸い込まれてしまい、冷房効率が低下して無駄な電力を消費します。室外機の周囲には物を置かず、風通しを良くしておきましょう。

節電ポイント2:室外機に日よけを付ける

室外機の周囲の温度が高いと、室内の熱を外に排出する効率が低下してしまいます。夏場は直射日光が当たらないように、日よけを設置して日陰を作りましょう。日よけを設置する際は、吹き出し口を塞がないように注意してください。

節電ポイント3:こまめな電源オン・オフは行わない

エアコンの起動時には多くの電力を消費します。そのため、頻繁にオン・オフを繰り返すと、知らないうちに多くの電力を使っている可能性があります。すぐに部屋に戻る予定がある場合は、電源をオフにするよりも、少ない電力で室温を維持できる「自動運転」にしておくことをおすすめします。

節電ポイント4:風向きを調整して効率的に室内を冷やす

冷気は下に流れるため、冷房使用時には風向きを平行または上向きに調整します。さらに、扇風機やサーキュレーターを使って室内の空気を循環させることで、下にたまった冷気を部屋全体に行き渡らせることができ、効率よく室内を冷やせます。

扇風機やサーキュレーターを併用する場合は、エアコンの風向きルーバーを水平にしておきましょう。扇風機はエアコンと向かい合わせになるように、冷気が落ちる反対側の壁近くに配置します。扇風機の風向きを水平にして、冷気を部屋全体に循環させます。

節電ポイント5:エアコンを使わない時期はコンセントを抜く

春や秋などで長期間エアコンを使用しない場合は、コンセントプラグを抜くことをおすすめします。コンセントを差しっぱなしにしていると、待機電力が発生して電気代に影響を与える可能性があります。

節電ポイント6:カーテンを閉める

室外の気温の影響を受けにくくすることで、電気代を節約しましょう。夏の日中には、レースのカーテンやすだれを使って日射しを遮り、室内の温度上昇を防ぐと同時に、冷房の冷気が外に逃げるのを防ぐことができます。また、窓に断熱シートを貼ることも効果的です。

節電ポイント7:温度・湿度を調節する

夏のエアコンの設定温度と湿度の目安は、室温28℃、湿度50%です。

室温の目安は28℃

冷房や除湿運転時に設定温度を極端に低くすると、電気代が高くなります。そのため、設定温度を見直すことが大切です。目安として、室温が28℃になるように設定温度を調整してください。

湿湿度の目安は50%

人が快適に過ごせる湿度は50%です。湿度を調整するだけで暑さの感じ方が変わるので、ぜひ試してみてください。夏は湿度が高くなるため、体感温度が上がって蒸し暑く感じます。除湿機やエアコンの除湿機能を活用して湿度を下げましょう。

節電ポイント8:エアコン内部を乾燥させてカビの繁殖を防ぐ

冷房や除湿の運転中は、温かい空気を冷やすためにエアコンの内部と外部に大きな温度差が生じ、エアコン内部で結露が発生します。そのままにしておくと、エアコン内に湿気がたまり、カビが繁殖する可能性があります。冷房や除湿運転の後は、約1時間ほど送風運転を行って、エアコン内部を乾燥させましょう。

節電ポイント9:新しいエアコンを買い替える

長年使用している古いエアコンがある場合、思い切って買い替えるのも一つの方法です。各メーカーから、省エネ対応のエアコンを含むさまざまな機能を持った製品が販売されています。

また、部屋の広さに合わないエアコンを使っていると、無駄に電力を消費している可能性があります。その場合、部屋の広さに適したエアコンに買い替えることで、無駄な電力の消費を抑えることができます。

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まとめ

エアコンの電気代を節約する掃除方法と、節電に役立つエアコンの使い方のコツについて解説いたしました。エアコンを掃除する左飛には、ぜひ参考にして下さい。

 

 

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